£20.00

 

Underworld 「Cowgirl」2021年限定盤

180g/m2重量盤12インチ アナログ レコード(黒)

300 g/m2両面スリーブ

 

A面

Underworld - Cowgirl (Remix id2 A1804)

レモンワールド(ロムフォード)で録音・ミックス(1993年)

 

レコードというのは、全てが詰まって、一寸の隙もなく、光を放つ、その完璧な形に辿りつくまでに、足を思い切り伸ばし、視野の及ぶ範囲まで探求することがある。様々な形のミックスがライヴで披露され、ミキシング・デスクの端から端まで旅をし、どこに導いてくれるか音符の後をひたすら追う。1993年にリリースされたシングル「Cowgirl」の、この未発表バージョンは、まさにそのサウンドへの飽くなき追求である。最終バージョンに行き着く数週間前にライヴでミックスされたこのバージョンは、おなじみのサウンドが18分近くに亘り展開される。制作工程を理解する貴重な機会であると同時に、これ自体が素晴らしい一つの楽曲として十分通用する。

 

AA面

Underworld - Rez/Cowgirl (Live at Reading Festival 1996)

レディング・フェスティバルで録音(1996年8月25日)

 

フェスの最終日。まだ気温は暖かく、会場を照らしていた太陽がちょうど沈んだところ。観客にとっては、明くる日に現実に戻る前の最後の一押し、最後のあがきの時。

 

アンダーワールドがステージに登場する。世界各地で進歩的な音楽フェスに出演して回ったツアーから戻ったばかりで、会場テント内の期待感は明白だ。メイン・ステージから移動してくる人であらゆる方向に会場の端が押し広げられる。

 

バンドがようやく一呼吸置くと、観客は熱狂の渦に包まれる。まるで気が触れた小塔修理工さながらカールが照明リグの上部まで登っている。あまりの熱気に水蒸気の水滴がテントの天井から酔いしれる観客に降り注ぐ。リックがバラバラの音符を繋ぎループを探り始め、それが徐々に「Rez」へと進化し、さらに「Cowgirl」へと展開していく。

 

レコードを聴いただけでは、あやふやで謎めいていると思えるかもしれない歌詞が、このテントの中では、歌い手と観客の間で分かち合う命令、指示、秘密の暗号だった。この瞬間だけは、全ての人が共に「不可視/Invisible」だったのだ。

 

プロデュース:リック・スミス

演奏:アンダーワールド

作詞作曲:リック・スミス、カール・ハイド、ダレン・エマーソン

マスタリング:マイルズ・ショ-ウェル(Abbey Road Studios)

 

Rick Smith & Karl Hyde are published by Mute Song Ltd. (PRS) for the world excluding the USA, Canada and Mexico and by Big Deal Beats (BMI) administered by Words & Music for USA, Canada and Mexico.

Darren Emerson is published by Universal Music Publishing.

(p) & (c) 2021 Smith Hyde Productions

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